多くの「いわく」がついてしまった東京ではどんなアスリートが雄姿を見せるのか? 歴代五輪を彩った美しきヒロインたちを振り返る。
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1.マリア・シャラポワ(ロシア/テニス)
ランキング1位だった2012年、ロンドン五輪に出場。ロシア選手団の旗手を務めた。決勝で宿敵、セリーナ・ウィリアムズ(米)に1ゲームしか取れず完敗、銀メダルを獲得
2.ナタリア・クチンスカヤ(旧ソ連/体操)
1968年のメキシコ五輪で団体総合と平均台で金メダルのほか、2種目で銅メダル。人気沸騰し「メキシコの恋人」と呼ばれたが、病気のため70年に引退
3.ナズ・アイデミル(トルコ/バレーボール)
2012年、ロンドン五輪にセッターとして出場して9位。その美貌から「トルコの妖精」と呼ばれ、人気者に。木村沙織はトルコリーグ時代、コンビを組んでいる
4.エレーナ・イシンバエワ(ロシア/棒高跳び)
2004年アテネで世界新、08年北京では5メートル越えの世界新記録を出して金。12年ロンドンでも銅。陸上界屈指の美女と謳われた。通算で28回、世界記録を更新
5.エフゲニヤ・カナエワ(ロシア/新体操)
2008年の北京五輪ではウクライナのアンナ・ベッソノワとの「美の対決」を制し、個人総合金メダル。ロンドン五輪で史上初の個人総合2連覇を果たす