そして定年後は、夫婦2人で過ごす時間が長くなる。会話不足を補う魔法の言葉が「ありがとう」だという。夫も妻も手伝ってくれたら「ありがとう」と、口に出して言ってみよう。
「そんなこと恥ずかしくて言えない」という人は、コンビニやスーパーの店員さんにも、身の回りでのささいな出来事から、感謝の気持ちを口に出す習慣をつけておくと、家庭内だけでなく、どこでも「ありがとう」が言えるようになり、対人関係も良好に保てるようになる。第二の人生、好循環のサイクルを作るためにも、内面を変えることからスタートしよう。(ライター・村田くみ)
■退職所得控除額の計算式
勤続年数:20年以下の人/20年超の人
退職所得控除額:40万円×勤続年数/40万円×20年+70万円×(勤続年数-20年)
勤続年数の端数は切り上げ。最低金額80万円
(例)勤続38年の人のケース
800万円+70万円×(38年-20年)=2060万円まで税金がかからない
(例)60歳で退職一時金(2000万円)と確定拠出年金(650万円)を一括でもらう場合
(2650万円-2060万円)×1/2=295万円(課税対象額)
295万円×10%-9万7500円=19万7500円(所得税額)
復興特別所得税を考慮しない
※週刊朝日 2022年12月30日号