カトリーヌ:困りますね(笑)。
山田:あとは寺西拓人君。ちょっと韓流スターみたいなお顔立ちなんですけど、演技もうまくて、ドラマ「ボイス 110緊急指令室」(日テレ系)ではゲスト出演なのに「あ~寺西君だ~」って(笑)。イケメンはちょっとの出演でも見逃しません!
■「推し」を育てるNHKの上手さ
──ところで、お二人の「生涯一推し」はどなたですか?
カトリーヌ:私はフィギュアスケート選手、ステファン・ランビエルさんですね。
山田:2006年トリノ五輪で銀メダルをとったスイスの選手ですね。どうしてですか?
カトリーヌ:彼が現役だった時代って、ジョニー・ウィアーとか、エフゲニー・プルシェンコみたいな、本当に「王子様」みたいな雰囲気の選手が多くて、あらゆるジャンルの音楽に調和した演技で観客を魅了してくれた。若手の頃「30代ヤモメに見える」なんて言われていたステファンですが、年齢を重ねたらさらにチャーミングで私の「生涯の推し」です。
山田:私の「生涯推し」は森本レオさん。
カトリーヌ:ナレーションでの声が素敵ですよね。
山田:私は小学4年生からラジオの深夜番組でハガキ職人をやっていたおませな子どもだったんですが、東海ラジオにレオさんが出ていて。当時あった深夜ラジオの雑誌でレオさんの写真を見て「キャーッ」ってなって。「愛という名のもとに」(フジテレビ系)に出演された時に、初めてインタビューでお会いしました。
カトリーヌ:その時はどんな印象でしたか。
山田:好きすぎて、インタビューどころじゃなくって。「見てます」みたいな、ファンであることの発表みたいになって終わってしまった(笑)。ちなみに、稲垣吾郎ちゃん、キスマイ(Kis-My-Ft2)の北山宏光君も殿堂入りです。
カトリーヌ:ところで、さっきからちょいちょいNHKのドラマが出てきますけど、NHKって良い俳優を上手に見つけてきますよね。
山田:「半分、青い。」の中村倫也さん、「あまちゃん」の松岡茉優さん、「ひよっこ」の伊藤沙莉さん……朝ドラの主役級以外に、これから伸びる若手俳優を上手に配置して。あのキャスティング力は本当にすごい。