ファンの心に夏の思い出とともに心に残る名曲だ。

「1984年の夏に広島の大学生だった自分は大学の部活で、オートバイでの1週間の信州ツーリング旅行をしました。その時に静岡の海辺を走りながら、当時流行ってた明菜ちゃんの『サザン・ウインド』をヘルメットの中でずっと口ずさんでいました(笑)。“白いヨットの美少年”のところを、海を見ながらリフレインして歌ってましたね。忘れられない若い頃の思い出です」(60代・男性)

 ファン自身の思い出とともに歌が脳内にリフレインするような名曲を持っていること自体、明菜が稀有の歌姫と称される証しだろう。同じ還暦の女性からはこんな声が。

「リズム感が好き! カラオケで、絶対に歌いたい歌! 同じ歳で、一足先に還暦を迎えましたけど、いつまでも明菜の歌を歌いたいと思います」(60代・女性)

 10~6位に入らなかった、デビュー曲「スローモーション」やレコード大賞受賞曲などは、TOP5に入っているのだろうか?

(AERA編集部)

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