
アキタさん。「最近は頼むこと自体しなくなり、それだけでなく話をしたり顔を見るのも嫌になってきました」というのは、かなりの危険信号だと思います。
この状態を放っておくと、間違いなく、離婚へと至るでしょう。
アキタさんは働いているのでしょうか? 経済的な問題を含めて、離婚についてはどう考えてますか?
絶対に避けたいことですか? それとも、離婚してもいいという覚悟がありますか?
なるべく離婚は避けたいという場合は、アドバイスは二つあります。
ひとつは、娘さんに協力してもらうという方法です。
夫と娘さん2人との関係はどうですか?
もし良好なら、娘さんからの言葉は、妻からより効果的だと思います。
高1と中3の娘さんなら、母親の苦労は分かってくれるでしょう。何もしない父親に対して、娘さん達に発言してもらうのです。
「パパ、自分のことは自分でやったら?」「パパ、どうして靴下は脱ぎっぱなしなの?」「パパ、家のことをどうしてやらないの?」「パパ、ママだけに家のことをやらせて申し訳ないと思わない?」なんて発言です。
ただし、父親と娘の仲が険悪なら、この方法は、逆効果になる可能性もあります。
良好(2人の娘さんのどちからでも)か普通なら、使える方法だと思います。
それでも、夫の態度が全く変わらなかった場合は、いよいよ、「最後かもしれないという思いで夫と話す」という方法を取るしかありません。
夫が「家事をやらない、家のことをやらない、自分の身の回りのこともやらない」ということにアキタさんが疲れ果てているということをはっきりと告げるのです。
だからもう、最近は話すことが嫌になってきたが、このままだと、離婚を考えるようになってしまう。それは嫌だから、今、話していると告げるのです。「顔を見るのも嫌になってきた」は、言わない方がいいでしょう。