特に印象に残ったのは「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」です。詳細はネタバレになるので控えますが、アトラクションとして、とても楽しめました。事前抽選でもなかなか予約が取れないようですが、私は当日に先着予約できたので、ぜひあきらめずにチャレンジしてみてください。

 関連グッズを販売しているお土産屋さんには、かなり長い行列ができており、売り切れの商品も多数あるようでした。東京に帰る新幹線の中でも万博の話をしている人がいて、関西以外から万博のために大阪を訪れている人も少なくないように思えました。
 

万博の経済波及効果、大阪府域に1.6兆円 府と大阪市が試算を公表」(2024年4月12日配信、朝日新聞)

経済産業省が3月に万博全体の経済波及効果の総額を約2.9兆円と発表したことを受け、この数値をもとに府域への波及効果を試算。内訳は「来場者消費」が7217億円、「建設投資」が5732億円、「運営・イベント」が3233億円だった。

 このように大きな経済効果が見込まれている大阪万博。開幕以降、6月25日時点での一般来場者は累計800万人を超え、連日盛況となっているようです。

 万博が地元に大きなお金を落とす機会になり、地域経済が活発になっている面は確かにあると思います。
 

万博には厳しい視線も

 AERA編集部が実施した読者アンケートでは、万博に「行った」「行く予定がある」という方は約6割。出かけた方の満足度も、「とても満足」「ある程度、満足」をあわせて8割超となっていました。

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