80~85年だけを聞いてみたくなるが、現在77歳の沢田研二に期待することを聞くと「多くを求める気はなく、ライブ活動を元気に気楽に、かつ細く長くやってほしい」と語った。

「私は健康年齢が大事だと思うので“人生100年時代”という言葉は好きじゃないけれども、ジュリーには、無理せず、長生きで100歳まで!(笑) 時代を背負ってきた日本のロックシンガー・沢田研二が、本当に100歳までステージに立っていたら、“人生100年時代”という言葉を認めてもやってもいいぞと(笑)。あと、今年から日本で始まった国際音楽賞『MUSIC AWARDS JAPAN』で表彰されて欲しいですね。今年、YMOが『SYMBOL OF MUSIC AWARDS JAPAN 2025』に選出されましたが、世界に沢田研二を知らしめたいです。カルチャークラブやデュラン・デュランよりも早くニューウェーブの先がけとして、日本にもこういう歌手がいた、と宣言して欲しいです」

 精力的にライブ活動を続ける77歳・沢田研二。常にカッコいい攻めた姿勢からは、100歳を超えてもステージに立つ姿を期待してしまう。

(AERA編集部・太田裕子)

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