
最も多く名前が挙がったのが「イタリア館」です。古代ローマ時代の大理石の彫刻「ファルネーゼのアトラス」、カラヴァッジョの「キリストの埋葬」、レオナルド・ダ・ヴィンチの素描などを展示しており、「過去の芸術から未来の科学技術まで体感できた」「最先端の技術が披露される万博で、2世紀に造られたアトラス像を見られたことに感動」と高く評価するコメントが寄せられました。
ほかに「アメリカ館」「フランス館」などの海外パビリオンが挙がりましたが、中国やオーストラリア、シンガポールなどのほか、ヨルダン、クウェート、トルクメニスタンといった国々を推す方も多数。なかなか馴染みのない国を知る、いいきっかけになったようです。
また、大屋根リングや、iPS細胞で作った拍動する心筋シートなどを展示する「大阪ヘルスケアパビリオン」などを挙げる声も多くありました。
「万博サウナ『太陽のつぼみ』。サウナ愛の強いスタッフの皆様が盛り上げてくれ、サウナにロウリュウに存分に楽しめます。夜の最終回参加だったので夕日~夜景が観察でき幻想的でした」(中部地方、40代、女性)
「初対面の方との交流が楽しみ。単独万博している来場者同士の会話や、各パビリオンスタッフさんとの会話もしかり。知らないを知るに出来る瞬間が快感。イタリア館へ入るまで6時間15分待機している間も、前後に並んでおられる方々のおかげでポジティブな心持ちでその時を過ごせた。興味のある展示をマイペースでじっくり見るのも楽しい。大屋根リング下ベンチに1人分のスペースを見つけては座り、行き交う老若男女が楽しむ笑顔眺めてはこちらも口角が上がる」(近畿地方、50代、女性)