AERA 2025年6月23日号より

「飯行ったときにお願いしたら、神山くんがすぐに大倉(忠義)くんと『パンク系の曲いいと思うんですよね』って相談してくれて。全員の名前を入れて、愛のある曲を作ってくれました。ちょうどね、Jr.戦国時代って言われてたときの曲なんで、歌詞の内容的にも『生き抜いてけ』って、Aぇにぴったりの曲ですね」

ファンとの距離感が何より大事

 8月17日には「SUMMER SONIC 2025 OSAKA」が控える。フェス出演は23年の「イナズマロックフェス」以来、CDデビュー後初。「まだ何も話していない」そうだが、個人的に、野外フェスだからこそやりたいことは?

「バンドマンとして出るわけではなく、アイドルとして出るので、今回も、踊りとバンドと両方見せられたらなと。みんなで一緒に盛り上がれる曲もありながら、見せられる曲も入れていきたいなとは思っています。イナズマでは、『PRIDE』をやりましたけど、今度は『咆哮』もあるので、どうしようかなと。『咆哮』は、サビで声出してもらうとこあるんで、ファンじゃない人たちも声出してくれて、一体感生まれたら、めっちゃうれしいなと。やっぱり、ライブとはまた違う雰囲気やなとイナズマのときにも感じて、気持ちよかったので、かましたいなとは思っています(笑)」

 最近、デビュー前後にはなかった「国立」という単語がメンバーとの会話で聞かれるようになった。

「いや、前から国立の話は出てたんですよ。みんなたぶん、なんとなくの空気感で言ってなかって。でも、口に出して目標言っていくのは大事やなとは思います。細かい目標もありながら、でっかい目標をひとつ置いてファンの方と共有することで、じゃあAぇ! groupを国立に連れて行ってあげようという気持ちにもなってくれている。一緒に行こうね、というファンとの距離感が、Aぇにとっては何より大事やなと思っています」

(編集部・伏見美雪)

AERA 2025年6月23日号より抜粋

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