
今年の4月にデビューから45周年を迎えた松田聖子。いま、昭和の歌謡曲が国内外の若い世代から注目されていますが、松田聖子の45年の軌跡をリアルタイムで見てきた人たちが当時を知らない世代にお勧めしたい、松田聖子の「一曲」は何か? AERA編集部が読者アンケートを実施したところ、数々の「名曲」が出揃いました。どんな曲がランクインしたかだけでなく、その順位にも“松田聖子と言えば“という展開に! まずは、10位~6位をお届け。
【写真】女性人気が爆上がり!ハーフアップがカワイイ松田聖子はこちら!
* * *
1980年4月1日デビューの松田聖子は、45周年を迎えたばかり。松田聖子がデビューしたころの80年代の歌謡曲は、いまZ世代をはじめとした若者の間でも人気が高まっています。
K-popグループのNewJeansのメンバーが、昨年6月の東京ドームでのライブで、松田聖子の「青い珊瑚礁」を歌い、日韓でSNSのトレンドワード入りしたりと、若い世代で話題になりました。
そこで、AERA編集部は「松田聖子の楽曲の中で、若い世代の人たちに特にお勧めしたい曲は?」という設問で、3月26日~4月2日にインターネット上でアンケートを実施し、875人から回答がありました。
集計結果を10位から発表します。
(以下に、アンケートに寄せられたコメントを紹介していますが、一部で内容を修正したり、読みやすいように改行を加えたりしています)
10位 「天使のウインク」
第10位は、シンガーソングライターの尾崎亜美が作詞・作曲した「天使のウインク」。
今回のアンケートでは、選んだ曲について「お勧めのポイント」について選択肢(「歌詞全体」「サビのフレーズ曲・メロディー」「イントロ・間奏サビのメロディー」「振り付け」「歌い方」「楽器の演奏」「当時のステージの衣装」など複数回答可)で、回答していただきました。
「天使のウインク」推しで、お勧めポイントの選択肢を全て選んだファンの声は「すべてがピュアでかわいらしい、聖子ちゃんらしい世界観満載」(50代、女性)と、この曲に全てが詰まっているとイチオシだ。
サビの一部で「ウインク、ウインク」のところで手を2回パタパタさせる振り付けや、天使をイメージさせる白いふんわりレースの衣装は、松田聖子のかわいらしさ全開だったと言える。
「最初ゆっくりめの可愛らしい雰囲気(私の中では白いイメージ)から始まり、弾けてどんどんスピードが増して明るいイメージの中へ連れていってくれる、その後もまだまだ明るいエネルギーはまだまだ続いていくよ…という曲と詩です。歌うと幸せになれます」(50代、女性)
「松田聖子のキャンディボイスと伸びのある声が歌詞と曲、アレンジの完成度を高めている。一度耳に入ってくるだけで引き込まれる」(50代、男性)
松田聖子のかわいらしさが弾け、多幸感に包まれる「天使のウインク」は、たしかに若い世代にも伝えたい曲だ。