第6位「制服」

第6位は、82年にリリースされた「赤いスイートピー」のB面という位置づけの「制服」。「制服」に票を入れた回答者の約7割が、この曲のお勧めポイントに挙げたのが「歌詞全体」だった。
「松本隆さんの歌詞が卒業シーズンの別れや物悲しさを秀逸に描き、松任谷由実の作曲ともとてもマッチしていて、赤いスイートピーのB面だったとは思えない名曲だと思います」(60代、男性)
「『雨に濡れたメモには東京での住所が握りしめて泣いたの』このフレーズは今では絶対に考えられない昭和のノスタルジックに溢れていて、切ない情景がパッと浮かぶ名表現」(60代、男性)
スマホやSNSなどのツールのある令和の時代にはない、恋愛の切なさ。それを今の若い世代に伝えたい、という声も。
「昭和の遠距離恋愛が想像出来るエモい世界観は、令和世代にも通じて共感してもらえるのではないかと思います」(50代、女性)
「昔の学生の淡い恋愛を伝えたい」(60代、女性)
10~6位だけでも名曲だらけだったが、まだここに入っていないあの曲は!? ベスト5にはどんな曲がランクインするのだろう。
(AERA編集部)