
ショートヘアにして雰囲気が変わった
そして、08年にドラマ「斉藤さん」(日本テレビ系)で芸能活動を再開し、同年には主演映画『落語娘』も公開されるなど、見事な復活劇を見せた。その後の活躍ぶりも目を見張るものだった。
「2010年にはNHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』の細川ガラシャ役を好演し、12年には朝ドラ『梅ちゃん先生』で堀北真希演じるヒロインの姉・松子役が高い評価を受けました。以降は主役、脇役を問わず、コンスタントにドラマ出演をしている印象です。今年はドラマのほか、『おいしくて泣くとき』『フロントライン』など3本の映画に出演しており、引っ張りだこ状態です」(民放ドラマ制作スタッフ)
プライベートでは、映画での共演をきっかけに交際をスタートした指揮者の金聖響氏と06年に結婚。しかし、すれ違いが多かったとの理由で10年に離婚した。その後、2013年に一般男性と再婚。当時、美村は公式HPで夫について「『俺物語!!』の猛男くん似、国籍も含めThe・日本男子です」とつづっていた。
「美村さんは『再婚して精神状態が安定した』と語っていたこともありました。夫は理系職で、『人の命に関わるシビアな現場を歴任した人』と以前話しているので、医療関係者かもしれません。渓流釣りも旦那さんと共通の趣味だそうで、プライベートが充実しているからか、バラエティーで見せる素顔はとても穏やかでやさしい表情です。昨年、バッサリとショートヘアにして、さらにイメージがガラッと変わった気がします」(前出の編集者)
そもそも、なぜ旧芸名の「ミムラ」から「美村里江」に改名したのか。改名した18年当時、公式HPで改名の理由をいくつかあげていたが、「公私の自分がニアリーイコールになった」という一文もあった。所属事務所ともめたり、プライベートで何かあったりしたわけではないようだが、再婚も含めて生活環境や心境の変化があったのかもしれない。