受験票が嵩の手に渡り、のぶちゃんも校門が閉まるギリギリのところで間に合うのだが、門を閉める女性教師(瀧内公美さん)と目が合う。

 「のぶちゃん、けっきょく間に合うんかい!! あー、でも受かったらあの先生となんかいろいろ揉めそうだなー」とまたもやブツブツ。

 のぶちゃんは出来がイマイチでしょんぼり帰宅。嵩は出来に満足そうで、晩御飯に「前祝い」と称してタイの尾頭つきやら赤飯やら出てくる。母の登美子は、もうすでに受かったつもりではしゃいでいる。

かなり前のめりで観ています

 「おい! もう! こんな分かりやすいフラグおったててんじゃねーよっ!」とやっぱりブツブツ。

 もっと週末まで引っ張るかと思いきや、なんとその日の内に合格発表があり、やっぱりのぶちゃん合格。嵩は不合格。

 「案の定っっっ!!」とシャウト。

 すいません。またブツブツ言ってしまいました。おまけにシャウトまでしてしまいました。

 やいのやいの言いながら、かなり前のめりで観ています。「ブギウギ」や「虎に翼」はセリフの一言一句聞き逃すまいと黙って凝視してたから、その点、前のめりでありつつ気楽に観られるのがいいね。

 「嵩はこの後、ホントにアンパンマンを描くような人になるのかねー。なんだか心配だなー」なんてブツブツ言いながら観てたら、周りから家族が離れていきました。

 あんまり「あんぱん」のことを考えていたから、ヤキモチ妬かれたのでしょうか。私の夢に「おむすび」の結ちゃんが出てきて、往来でおむすび売ってました。「ヒトのショバ荒らしてんじゃないよ!!」と飛びかかるのぶちゃん。おむすびマンとアンパンマンが胸ぐら掴み合ってるので、仕方ないから仲裁に入る私。「とにかく炭水化物同士、仲良くしなさいよ!」と諭したら、おむすびマンが「こっちはちゃんと栄養バランス考えてるんだからね!」と怒り出す。あたふたしてたら、街角に監視カメラがあって二人ともどこかへ連れていかれちゃった。

 「おむすび」への罪悪感があるなか、「あんぱん」と「バタフライエフェクト」を交互に観ると頭の中がゴチャゴチャになってこんな夢を見ます。お気をつけて。

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