昭恵さんは公益財団法人「社会貢献支援財団」の会長を務めており、最近は刑務所や少年院の慰問にも訪れているという。
「実際に人を殺してしまったような方たちとも文通をしています。私の経験がそういう方たちの更生のためにも生かせればと思っているところです」
昭恵さんが帰ろうとする直前、記者が受刑者との文通についてもう少し聞きたいと直撃すると、こう話した。
「無期懲役の方や何人かの受刑者の方と文通しています。刑務所に慰問に行かせていただいて、400人くらいの受刑者の前でお話させていただきました。また広島(刑務所)にも行く予定です」
車椅子となり、生きづらさを抱える人たちにますます思いを馳せるようになったようだ。
（AERA dot.編集部・上田耕司）
上田耕司
福井県出身。大学を卒業後、ファッション業界で記者デビュー。20代後半から大手出版社の雑誌に転身。学年誌から週刊誌、飲食・旅行に至るまで幅広い分野の編集部を経験。その後、いくつかの出版社勤務を経て、現職。
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