
一方、世界選手権で活躍した選手らも全力で演技に臨んだ。日本女子初の連覇を果たした坂本花織(23)は、初日公演で「マトリックス」を披露。
「私といったらこのプログラム。試合だけでなく、もう一度披露したいという気持ちがありました。お客さんもこのプログラムのみどころを間近で体験できるのを楽しんでほしいです」

■「りくりゅう」も出演
日本男子で初めて連覇した宇野昌磨(25)は「Great Spirit」を披露。右足首の負傷の影響で難しいジャンプを抜きながらも、力強い演技を見せた。
「今回は(羽生)ゆづくんと久しぶりに一緒に滑らせてもらい、目標にできる存在を『自分もこういうスケーターになりたい』と思って見させていただいています。この機会で、自分がスケーターとしてどうありたいかを深く考えたいです」
日本ペア初の世界王者となった三浦璃来(21)・木原龍一(30)組は「I Lived」で息のあった滑りで魅了した。

「結成4年目。たくさんの歓声をいただき、頑張ってきて良かったなと思いました」(木原)
「世界選手権後はご褒美(ほうび)で食べたいものを食べたので、(4月の)国別対抗戦までには絞りたいと思います(笑)」(三浦)
4回転半ジャンパーの18歳、イリア・マリニン(米国)や世界ジュニア女王の島田麻央(14)らも出演し、豪華なスケーターらがショーの魅力を存分に伝えるひとときとなった。
(ライター・野口美恵)
※AERA 2023年4月24日号より抜粋