
絵本作家になるのが夢
一方で蓮佛は、ドラマ「PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!~」(フジテレビ系・12年)で木村拓哉と、ドラマ「潜入探偵トカゲ」(TBS系・13年)では松岡昌宏と、映画「鋼の錬金術師」シリーズ(17~)では山田涼介となど、旧ジャニーズ事務所のタレントとの共演が多い女優としても知られる。一部報道によると、蓮佛の当時のマネージャーがソニーで長らく近藤真彦を担当していた功労者だったため、ジャニーズ事務所との関係が深かったと言われている。
「共演が多いということで、一時はジャニーズファンからやっかみを受ける時期もありました。またバラエティー番組で『小学生のとき嵐が大好きだった』と語ったことがあり、それも一部の嵐ファンの間で物議を醸しました」(女性週刊誌の芸能担当記者)
もう1人、蓮佛と縁の深い俳優がいる。20年に亡くなった三浦春馬さんだ。
「三浦さんと蓮佛は実は高校時代の同級生でした。時折、インスタグラムなどで彼をしのぶコメントを寄せており、三浦のファンからも信頼が厚いようです。20年には、彼の遺作となった映画『天外者』の公開日に『作品を観てくださる方の心に、いつまでも彼の情熱が残り続けてくれたらいいな』とコメントしました。現場で三浦さんが撮った蓮佛の写真や、逆に蓮佛が三浦さんを撮った写真をアップし、ファンからはお礼のコメントが多く書き込まれていました。この作品は蓮佛が三浦さんの妻という役どころでしたが、三浦さん本人から『れんちゃん、この役やってくれない?』と声をかけられたそうです。彼女は三浦さんのファンの間では“本当の妻”のような存在だと言われています」(同)
数々の作品で存在感を発揮してきた蓮佛だが、バラエティー番組などの出演は少なく、“素顔”はあまり知られていない。
「蓮佛さんは大学時代、児童文化学科で児童文学・文化を専攻し、卒業論文の代わりに絵本制作に取り組んだそうです。卒業式後の取材で絵本作家になるのが夢と話していましたが、15年に主演したドラマ『37.5℃の涙』で、蓮佛さんが表紙を描いた『みなみのしまのゆきだるまん』という絵本が小道具として使われたんです。これには本人も当時、大喜びをしていました」(前出の記者)