
長年キャスターを務めていた「Nスタ」(TBS系)を3月末で卒業するホラン千秋(36)。約8年間、番組を引っ張り続けただけに、卒業を発表した際は涙ぐむシーンもあった。同番組はTBSの井上貴博アナウンサーとの漫才のようなやりとりや、ホランの落ち着いた進行が視聴者に好評で、同時間帯の視聴率トップ「news every.」(日本テレビ系)を猛追し、追い越すのも時間の問題と言われていた。それだけにホランの卒業を惜しむ声も多い。
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「ホランさんは、気さくな性格で、番組スタッフ全員におみやけを買ってくるなど、制作陣からの評判もよかったそうです。さらに番組を担当していた8年間は熱愛報道などのスキャンダルがゼロだったことも局側から高く評価されています。放送のある日はTBSに“直行直帰”というストイックな生活を続けたホランさんに感謝しているという局関係者の声も多く聞かれます」(週刊誌の芸能担当記者)
「Nスタ」ではほどよい毒を吐き、場を和ませることも得意だったホランだが、卒業間近の2月には彼女らしからぬ「とんこつ炎上発言」をしてしまう。同番組の冒頭、「足の裏の匂いがする! このスタジオ!」と絶叫したのだが、この臭いは、その前に収録していた情報番組で振る舞われた有名なとんこつラーメンのスープだったことが判明。それにより、SNSでは「人が一生懸命作った豚骨ラーメンの香りを『足の臭い』呼ばわりするなんて」などと批判が殺到した。
ホランはこの炎上発言の直後に“休暇”を理由に番組を休み、さらにナレーションを担当していた「酒のツマミになる話」(フジテレビ系)の降板も発表されたことから、さまざまな臆測が飛び交った。ホランの芸能活動は今後、どうなるのか。
「『Nスタ』卒業を発表した際、女優業に転身するのではと報じた一部メディアもありました。しかし、その線は薄いでしょう。アナウンサーから女優に転身して成功したケースでは元TBSの田中みな実さんが有名ですが、ホランさんがそのレベルに到達するのは難しそうです。昨年、彼女が出演して話題となったドラマ『放課後カルテ』で演じた小学校教師役は初々しさが評価されましたが、一方で『キャスター感が抜けない』『ホラン千秋の演技が大げさ』など辛辣な声も見受けられました」(同)