MOMO:いまはまだ少ないんですけど、初期にNFTを買ってくれた人だけが参加できるイベントやライブとかができたらいいと思っています。そうすれば、買っていて、保有していて良かったって思ってくれるんじゃないかと。ユニットをつくる、曲名を決める、ミュージックビデオに出る、ライブ演出を選べるなど、いろんな権利がありますよね。
天羽:こういったweb3的な取り組みは、いやらしくなく、経済的なリターンがあるということが大事です。アイドルなどの推し活だけではなく、企業でもたとえばNIKEがスニーカーをNFTフォルダーとつくるみたいなプロジェクトもありますが、それらはすべて「共創」ということです。今後はいろんな企業がユーザーと一緒につくり、つくったら参加したという満足だけじゃなくて、保有しているトークンの価値があがってお金になるという状態になってくるかと思いますね。
香港を中心にグローバルで展開するweb3企業のアニモカブランズ、天羽氏はその日本支社の社長を務める(撮影:和仁貢介/朝日新聞出版写真映像部)
プロフィール
▼▼▼AERA最新号はこちら▼▼▼