天羽健介
NFTが世界的にブームになった2021から4年、NFT、そしてweb3業界の景色は一変した。生き残ったもの、淘汰されたもの、これから成長するもの、さまざまなビジネスモデルが存在している。ベストセラー『NFTの教科書』の続編『新・NFTの教科書』を編著した天羽健介氏に、秋元康氏プロデュースの暗号資産から生まれたアイドルグループ・WHITE SCORPIONのメンバー（ALLY、MOMO、NATSU）がweb3業界の現状について話を聞いた。
インターネット・SNSと似ているNFTの潮流
NATSU：私たちWHITE SCORPIONは2023年にNippon Idol Token（NIDT）っていう暗号資産でお金を集めて生まれた11人組のアイドルグループなんです。
ALLY：『新・NFTの教科書』でも掲載していただきましたが、NIDTで買っていただいた方やイベントに来ていただいた方にNFTを配ったり、出演権をかけてNFTの販売数量を競ってもらうなど、グループ活動においてNFTを積極的に活用しています。先日、「eye to i」というファンの彼女願望をかなえる企画をNFTで販売したら8分で完売したんです！
天羽：それはNFTを買った人じゃないと見られないコンテンツですよね。どういった内容だったんですか？
ALLY：みんなでパジャマを着て料理している風景を一人ずつ撮影した、彼氏目線の動画になっています。限定ということもありましたが、あっという間に売り切れて反響の大きさに驚きましたね。
MOMO：先日、事務所の方から私たち3人にCHOCOというメンバーを加えた4人で、「君たちトークンアンバサダーね」って言われたんです（笑）。NFTとか暗号資産とかをもっと勉強したいって思っているんですが、まだまだわからないことが多いので、今日はいろいろ教えてほしいです！
東浩紀
鈴木涼美
下山進
