
天羽:わかりました(笑) ではまずNFTとweb3の現状からお話していきますね。まず、NFTなんですけど、インターネットやSNSと同じでブームになったり社会に根付くサービスってはじめにものすごく熱狂的に盛り上がるんです。そして一回落ち着いた後、もう一回再浮上するサイクルが非常に多いんですね。NFTも2020年の段階では市場規模は世界全体で200億円ぐらいだったのが、2021年にブームになると200倍の5兆円ぐらいになりました。そこからゆるやかに下がって、最近またビットコインの高騰に合わせてNFTも盛り上がってきているのが現状ですね。ビットコインは3年前が数百万円だったのに、2025年2月現在で1500万円ぐらいですからね(笑)
NATSU:ビットコインの高騰はニュースにもなってますし、私たちもよく聞きます。
天羽:2021年当時はデジタルアートなどをブロックチェーンに紐付けて売買が行われることがNFTの主流だったんですけど、このかたちもけっこう変わってきています。たとえば企業がメンバーシップNFTを発行して、これを持っていると特別なサービスを受けられるファンクラブの会員権みたいな使われ方も多くなっています。アーティストやアイドル以外でも、企業の商品などのファンたちが集まるようなアクセスする会員権としてNFTがけっこう使われるようになっているシーンが目立ちますね。
MOMO:たしかにNFTという言葉がトレンドに上がったり、徐々に盛り上がっていると感じますね。