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30日(木)にかけて強い寒気の影響で、日本海側は大雪や猛吹雪の恐れがあります。交通障害に警戒が必要です。2月1日(土)から2日(日)にかけて低気圧が西日本から東日本付近を進むでしょう。関東でも雪や雨が降り、厳しい寒さとなりそうです。3日(月)夜から強烈な寒気が流れ込み、長く居座るでしょう。大雪や厳しい寒さに注意・警戒が必要です。

30日にかけて大雪や猛吹雪のよる交通障害に警戒

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30日(木)にかけて冬型の気圧配置で、強い寒気の流れ込みが続くでしょう。日本海側を中心に雪が降り、東北から北陸で積雪が急増する見込みです。風も強く、北海道や東北を中心に猛吹雪や吹雪の恐れがあります。また、29日(水)にかけては西日本の平地でも積雪となる可能性があります。交通機関への影響に注意・警戒が必要です。

2月1日~2日は広く雪や雨 関東も雪の可能性

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2月1日(土)から2日(日)にかけては低気圧が西日本や東日本付近を東へ進むでしょう。1日(土)は西から天気が下り坂で、九州から近畿で雨が降り出しそうです。2日(日)は東海から東北でも天気が崩れるでしょう。上の図は日本気象協会の気象モデルの予測です。今のところ関東の平野部でも内陸部を中心に緑色で表示され、雪が降る予想です。関東の雪予想は低気圧の進路や発達具合、気温の変化により、雪のエリアや降る量が大きく変わる可能性があります。最新の気象情報にご注意ください。

東京都心の最高気温は3℃と今季一番の寒さとなる可能性があります。

立春寒波が襲来へ

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3日(月)立春の夜から次第に寒気が流れ込むでしょう。4日(火)頃から、上空1500メートル付近でマイナス6℃以下の平地で雪が降る目安の寒気が列島を覆う見込みです。さらに強いマイナス12℃以下の寒気が西日本にも流れ込むでしょう。

日本海側は広く雪で、北陸から山陰を中心に大雪となる恐れがあります。九州北部でも雪が強まる可能性があります。

寒波の影響が続く

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5日(水)以降も寒気が強弱を繰り返しながら長く居座るでしょう。北海道や本州の日本海側は断続的に雪が降り、積雪がさらに増える見込みです。九州北部でも8日(土)頃にかけて雪が降りやすいでしょう。太平洋側はおおむね晴れて、空気が乾燥する見込みです。

5日(水)頃が寒さの底で、最高気温は東京都心で9℃、大阪市で5℃と厳しい寒さでしょう。松江市は1℃、福岡市は2℃と極寒となりそうです。

暦とは裏腹に、立春(3日)を過ぎても、まだ厳しい寒さとなるでしょう。体調管理にご注意ください。

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