ハッピーに生きることを心がけているという武内陶子さん(本人提供)
この記事の写真をすべて見る

 みなさん、おはようございますこんにちはこんばんは! 武内陶子です。

 あっという間に2月になりましたね。昔から、1月は「行く」2月は「逃げる」3月は「去る」と言われる通り、年始からの3カ月は本当にあっという間。うかうかしていると、「気づけば桜の季節〜」になっちゃいますね。一歩一歩確かめながら歩みましょ! みなさん、2025年、これまでのところ、いいスタートが切れていますか〜。

 年女の私は、元日の朝5時からTBSラジオの「生島ヒロシのおはよう定食・一直線」で、生島さんが冬休みのピンチヒッターとしてラジオの生放送からスタートしました。フリーになって1年、民放の仕事もいろいろとさせていただくようになったのですが、どうもね、あれですよ、NHKになかったあれ。そう、「CM!!」これに慣れなくて。いやね、「NHKはCMがないから大変ですよねー」ってよく言われていたのですが、いやいや全然そんなことなかった。民放のテンポの速さはなかなかのもので、うっかりしているとイヤホンに「陶子さん! 次、CMです! ここで締めましょう!!」と敏腕プロデューサーからの指示が飛んできます。

 マイクの前でしゃべりながら、「うわ~どうしよう、話の途中だけど、ここで締めるの? どうするどうする、トーコどうする??』と心の中は大パニック。焦る、焦る。漫画でよくある、アセ、アセっていう文字が頭の中にたくさん思い浮かびます。あんなにいろいろ準備したのになあ、と思ってみてもあとの祭り、アフター・ザ・フェスティバル。NHK時代だって、時計の針とにらめっこしながらきちんと時間に収めてきたのにねー。「習うより慣れろ」は、やはり格言かも。次はもっと慣れて、覚悟を決めてうまくやれるようにがんばりますね。

 さて、毎日ハッピーに生きている野生のトーコですが、世の中にはいろいろと大変なことがたくさんあります。私は周りから影響を受けるタイプで、自分は楽しくても、周りにアンハッピーな人がいると気持ちがすっかり巻き込まれてしまって、とっても影響を受けてしまうのです。

 先日もこんなことがありました。

 近所のネパールカレー屋さんに娘たちとご飯を食べに行った時のこと。お店に、電話で注文したものを受け取りに来た女性のお客さんがいたんです。そして、何やら値段のことでインド人の店員さんと言い合いになっています。女性が自分で計算した値段と、お店から請求された額が違ったらしいのです。

「3250円? そんなはずないわよ、私計算したんだから!! 2850円のはずよ。ちょっと確認してよ!!」とかなりの剣幕。インド人の店員さんは一生懸命説明しているのですが相手は納得せず、おかしいの一点張り。と、女性が、実は古いチラシをみて注文していたらしく、そこから値段が上がっていたということが判明。ようやく理解して「ああ、値段が上がってたの? そんなの知らなかったからね。はいはい、わかりました」と、バツが悪かったのかとても不機嫌に帰っていきました。

次のページ
映画で「ゾンビに最初に食べられる人」