デビュー前ながら、全国12都市44公演を行うツアー「Aッ!!!!!!と驚き全国ツアー2023」を開催中だ。初の全国ツアーではグループのどんな魅力を伝えるのかAERA 2023年4月17日号より紹介する。
【写真】蜷川実花が撮った!AERAの表紙を飾ったAぇ! groupがこちら
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——昨年、ぴあアリーナMMで行った関東初の単独ライブでは、歌にダンス、バンドにコントと盛りだくさんの内容でファンを魅了した。現在、「Aッ!!!!!!と驚き全国ツアー2023」の真っ最中だ。
正門良規(以下、正門):ぴあアリーナのときは、セットも極力シンプルに作って自分らの足で走り回って、いかに“Aぇ”の渦に皆さんを巻き込むかを意識しました。自己紹介になるライブで、地肩が試されると思ったので。今回はまた違うテーマになるかもしれませんけど(取材はライブ詳細が決まる前に実施)、6人にしか出せない独特の空気感は僕らの武器だと思うので、そこは変わらず伝えたいですね。
福本大晴(以下、福本):僕は青春を届けたい。今の僕らだけにしかない……ホールツアーもうれしいんですけど、早くアリーナツアーやれるようになりたいなとか、デビューに向けての、どこか燻(くすぶ)っているような思いも含めて、今しかない瞬間やと思う。それこそが青春やと思うので、僕らの「今」を感じてもらいたいです。
小島健(以下、小島):「あっと驚く」と発表しちゃった以上は、皆さんを驚かせたいですね。もし全公演来てくれる人がいたとしても、毎回違う楽しみ方、驚きがあるようなライブにしたいです。晶哉がアクロバットを極めて、“唯一無二”のバク転を披露するのもええな。
佐野晶哉(以下、佐野):いや、しんどい、しんどい。確かに、わかりやすく驚かせられるのはいいですね。単独では初の声出しOKのライブなので、みなさんの歓声を聞くのが楽しみです。
草間リチャード敬太:(以下、草間):直に反応を見ることができるのがライブの良さだと思う。そういう意味では、僕らにとってもライブは一番幸せな時間なんです。
末澤誠也(以下、末澤):ステージの上では、すごく自分をさらけ出せるんです。ステージは、自分自身ではあるんですけど、別の自分になれるような特別な場所です。ぜひ多くの方に見ていただきたいです。