騒動を「芸」にした爆笑問題・太田
一方、騒動を「芸」に昇華させて評価を上げたのは、「爆笑問題」の太田光だ。
正月に放送されたフジの特番「新春! 爆笑ヒットパレード2025」の生放送中に「フジテレビ、新しい番組が始まるんですよ。そのタイトルがね、“だれかtoだれか”みんないなくなっちゃうから。どうなってるの、フジテレビ?」「Aプロデューサーって誰?」「フジテレビがつぶれます」「今年が正念場だと思います」などと中居の騒動をネタにしながら爆笑を誘った。
また同月19日放送の「サンデージャポン」(TBS系)では、港社長の会見についての見解を正面から語った。
「太田さんは、同局の現役アナが中居さんとの会食に同席させられたことがあると告白したことを報じた『週刊文春』の内容にも触れ、『確かに苦情処理メカニズムはフジテレビにあるはずなんだけど、そこを通さずに文春に行っているということは、今の状態でフジテレビのメカニズムを信用できないという状態が起きている。つまりそれが機能していないということ』などかなり踏み込んだ発言をしました。熱弁が過ぎるあまり、言いたいことの趣旨が分かりづらい部分もありましたが、こびないスタンスは評価されてしかるべきでしょう」(放送作家)
今後もしばらくは各番組のキャスター、アナウンサーたちの発言が耳目を集めることになりそうだ。
(立花茂)