まつざき・ゆみ/楽天証券IR・広報室長。証券会社のマーケティング職を経て現職。資産運用の動画やセミナー、ラジオにも出演(撮影/写真映像部・佐藤創紀)

 楽天証券以外の主要ネット証券4社では全世界株式が1位だが、楽天証券ではS&P500のほうがちょっぴり上だった。

 次に新NISAの縛りを外し、楽天証券で販売中の投資信託(全2580本/24年8月末)を集計。預かり残高が多いのは?

「上位25本のデータを取得しましたが、上位は新NISAと変わりません。S&P500、全世界株式、先進国株式など定番人気の投信を除くと『アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース 毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型』が11位。続く12位に『iFreeNEXT FANG+インデックス』。13位に『iFreeレバレッジNASDAQ100』。新興国株式や日本株、インド株もランクインしました」(24年8月末)

 21位に「楽天・プラス・NASDAQ−100インデックス・ファンド」(信託報酬0.198%)も入っていた。24年1月30日設定と新しいが伸びている。

(経済ジャーナリスト・向井翔太、編集部・中島晶子)

のじり・ひろあき(38)/三菱UFJアセットマネジメント カスタマー・コミュニケーション部グループマネジャー。長期投資を普及(写真:小黒冴夏)

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