渋谷凪咲
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 来年1月14日よりスタートする佐々木希主演ドラマ「地獄の果てまで連れていく」(TBS系)に、メインキャストとして出演する元NMB48でタレントの渋谷凪咲(28)。本作は佐々木演じる主人公が、渋谷演じる高校時代からの因縁を持つ“モンスター女”に復讐を挑んでいく物語で、渋谷は天使のような笑顔の裏に残虐な殺人鬼の顔を持つ、罪悪感や良心が欠如したキャラクターを演じる。

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 2023年末にNMB48を卒業した渋谷だが、早くから機転の利いた返しなどお笑いセンスが注目され、グループ在籍時から数々のバラエティー番組に引っ張りだこだった。また、22年に放送された女性タレントによる大喜利企画「IPPON女子グランプリ」(フジテレビ系)で好成績を残すなど、大喜利アイドルとしても人気を集めた。

 一方、最近は7月に主演映画「あのコはだぁれ?」が公開され、10~11月まで放送されたドラマ「離婚弁護士 スパイダー~慰謝料争奪編~」(日本テレビ系)にもレギュラー出演するなど、女優として立て続けに映画やドラマに出演している。

「ゆるふわな雰囲気の大喜利アイドルという独自のポジションを確立した渋谷が、女優業に邁進していることを意外に感じる人もいるでしょう。女優としても飛躍できるのか気になるところですが、グループ在籍中の昨年4~6月に放送された、芸人の若林正恭と山里亮太の半生を描いたドラマ『だが、情熱はある』では、山里が好意を抱く女性という役どころで出演し、本人のイメージに近いかわいらしい演技が好評でした。一方、主演映画の『あのコはだぁれ?』では補習クラスを担当する臨時教師役で、笑顔を全く見せず、シリアスな表情や恐怖におびえている姿など、これまでの柔らかいイメージとは異なる緊迫感のある演技を見せ、SNS上でも『渋谷凪咲も思ってたよりちゃんと演技してた』『バラエティーや大喜利以外の新たな一面も見られました』と称賛の声も散見されました」(テレビ情報誌の編集者)

「離婚弁護士」でもフリーランスの調査員役で出演し、無愛想だが、尾行や潜入調査が得意な変装の名人というキャラを熱演。こちらもパブリックイメージとは異なる役を演じて話題となった。

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「アイドル時代の気分じゃダメだ」