
宿舎には皇嗣職職員や皇宮警察が詰める?
悠仁さまをめぐっては2019年、当時通っていたお茶の水女子大付属中学校(東京都文京区)に男が侵入し、悠仁さまの机に刃物を置くという事件も発生している。
筑波大のウェブサイトには、学生宿舎の玄関口は暗証番号方式やICタグ方式によるセキュリティシステム、屋外には監視カメラが設置されているとある。
宮内庁職員を長く務めた皇室解説者の山下晋司さんは、学生用の宿舎の他に、警備のしやすさという面を考えると一軒家やマンションの可能性もある、とみる。
「もちろん、悠仁親王殿下の大学生活は、これまで通り皇宮警察の護衛官はつきます。宮内庁からは連絡調整役として皇嗣職職員が1人か2人はつくでしょう。学生宿舎の場合は、悠仁親王殿下の隣の部屋などに彼ら用の部屋を確保する必要があると思います」
警察庁が全体の指揮を執り、警視庁からも応援が行く可能性もある。茨城県警は大学キャンパスなどの周辺警備を担当することになるだろう、と山下さんは話す。
来春から、どんな大学生活が待っているのだろうか。
(AERA dot.編集部・永井貴子)

