枝元なほみさんが台所から見つめた「未来」 フードロスや貧困課題…料理研究家の枠に留まらなかった人生 料理研究家の枝元なほみさんが亡くなった。69歳だった。売れ残ったパンを集め、ビッグイシューの販売員が販売する「夜のパン屋さん」を始めるなど、フードロスや農業、貧困などの社会問題にも向き合い続けた生涯だった。AERA 2022年11月14日号に掲載した「現代の肖像」全文を期間限定で掲載する。(記事中の年齢・肩書などは当時)。 枝元なほみ現代の肖像 3/12
フードロス問題への“もやもや”の正体 <料理研究家・枝元なほみ×京大准教授・藤原辰史対談> 料理研究家の枝元なほみさんは、農業生産者のサポートや「夜のパン屋さん」「大人食堂」などフードロス×飢餓ゼロ運動に力を注いでいます。枝元さんは、これまでの価値観のままで暮らしていては未来を食べ散らかすことになる、と危惧しています。枝元さんの新刊『捨てない未来――キッチンから、ゆるく、おいしく、フードロスを打ち返す』から、現代史、特に食と農の歴史を専門とする藤原辰史さん(京都大学人文科学研究所准教授)との対談を一部を抜粋・改変して公開します。暮らしの「豊かさ」とは何か、いまだからこそ、考えてみませんか。 フードロス問題書籍朝日新聞出版の本枝元なほみ藤原辰史読書 11/24
「夜のパン屋さん」を生み出した料理研究家・枝元なほみさんの“フードロス”との闘い方 料理研究家の枝元なほみさんは、農業生産者のサポートや「夜のパン屋さん」「大人食堂」などフードロス×飢餓ゼロ運動に力を注いでいます。世界的なパンデミックや戦争の影響で、ますます高まる食への不安。枝元さんは、これまでの価値観のままで暮らしていては未来を食べ散らかすことになる、と危惧しています。枝元さんがフードロス問題を考えた新刊『捨てない未来――キッチンから、ゆるく、おいしく、フードロスを打ち返す』から、一部を抜粋・改変して公開します。暮らしの「豊かさ」とは何か、いまだからこそ、考えてみませんか。 SDGs書籍朝日新聞出版の本枝元なほみ読書 10/18