「今季の春先は好調を維持していたが、自打球での負傷や腰痛再発で調子が一気に落ちてしまった。来年4月には36歳を迎えるベテランだけに、来シーズン活躍できるかはコンディションを持続できるかがカギとなる」(中日OB)

 中田が4番として試合に出場していた4月にはチームが首位に立った時もあった。パフォーマンスがチーム状況に直結する影響力の大きな選手だけに、チーム飛躍のためには2年契約の2年目こそはと期待する声も多い。

「僕個人としては本当に申し訳ない気持ちは強い。力になれなかった」と立浪監督退任に対して大きな責任を感じていた。気持ちを大事にしてプレーする選手だけに、来季へかける思いは並々ならぬはず。捲土重来どころか、36歳にして生まれ変わった姿が見られるかもしれない。中田翔にとって来季は、プロ野球人生を左右する年になるのは間違いなさそうだ。

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