さらに増していく「華やかさ」

 1993年、皇太子さま(当時)と雅子さまのご成婚が執り行われ、外交官というキャリアを積んだ美しい皇太子妃の誕生に、世間は新しい時代を感じた。

 その後、秋篠宮家では眞子さま小室眞子さん)や佳子さま、2001年には皇太子さまと雅子さまの長女愛子さまが誕生し、皇室はさらに華やかさを増していった。
 

東京都主催の祝賀記念式典で、警視庁と東京消防庁音楽隊、都交響楽団による音楽演奏を鑑賞する貴賓室に着いた皇太子さま(当時)と雅子さま=1993年6月、東京都
新年の一般参賀で、笑顔で話をする雅子さまと紀宮さま(黒田清子さん)。紀宮さまはこの年の11月に黒田慶樹さんと結婚した=2005年1月、皇居
ノルウェー、アイルランド訪問から帰国した天皇、皇后両陛下(当時)を出迎える。笑顔で談笑する皇太子さま(当時)と雅子さま、紀子さま、紀宮さま(黒田清子さん)=2005年5月、東京・羽田
成年の行事に臨む愛子さま。ティアラは新調せず、黒田清子さんから借りたものだった=2021年12月
ブータンを訪問し、伝統弓技に挑戦する秋篠宮家の長女眞子さま(小室眞子さん)=2017年、ブータン

鹿児島国体の総合閉会式で拍手する、秋篠宮家の次女佳子さま=2023年10月、鹿児島市

 宮内庁によると、美智子さまは赤坂の仙洞御所で、季節の草花を楽しみながら、上皇陛下と穏やかに過ごしている。おふたりで朝夕に散策したり、昭和の時代から続けている朝食後本の音読をしたりして、規則正しい生活を送っているという。

(AERA dot.編集部・永井貴子)

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