上皇后美智子さまが20日、90歳のお誕生日を迎えた。 民間から皇室に入り、皇族としての務めを果たす姿は、その華やかさとともに注目を集めてきた。そして美智子さまの意志と気品は、雅子さまや愛子さまたちへと受け継がれている。卒寿を記念して、これまでの歩みを振り返る（この記事は、2023年11月20日に配信した内容の再掲載です。年齢や情報は1年前の配信時のままです）。
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「二十四歳の時、想像すら出来なかったこの道に招かれ、大きな不安の中で、ただ陛下の御自身のお立場に対するゆるぎない御覚悟に深く心を打たれ、おそばに上がりました」
平成が翌年に終わる2018年10月の誕生日にあたり、皇室に入ったときのことをこのように振り返った美智子さま。
昭和の時代、上皇さま（当時は皇太子）や美智子さまの外遊は、第2次世界大戦の生々しい記憶も傷跡も残るなかだったが、その華やかさ注目を集めた。
矢部万紀子
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