7月27日、高久製パンの創業100周年記念イベントで同席した小泉進次郎氏(左)と河野太郎氏(画像=片倉氏提供)

小泉進次郎氏とは「引き分け」

 同じく、神奈川県が地元の小泉進次郎氏は9月6日、総裁選出馬表明の記者会見を開いた。前回の総裁選では「小石河連合」として河野氏と協力関係だった小泉氏は、今回はライバルになる。

 その2人は7月28日、平塚名産の「弦斎カレーパン」を販売する高久製パンの創業100周年記念イベントで顔を合わせていた。

「ゲストに小泉さんと河野さんが来て、『よこすか海軍カレーパン』と『弦斎カレーパン』の食べ較べをしました。結果は“両者引き分け”でした。河野さんと小泉さんは仲がいいようで、このイベントの前、河野さんが小泉さんに電話をかけて本当に来場するのか確認したと聞きました」

 パンの食べ比べでは“引き分け”で終わったが、総裁選では確実に決着がつく。

 河野氏は公約として掲げた「年末調整の廃止」も批判が強い。逆風を跳ねのける“突破力”を再び発揮できるか。選挙期間中に行われる「討論会」で真価が問われそうだ。

(AERA dot.編集部・上田耕司)

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上田耕司

上田耕司

福井県出身。大学を卒業後、ファッション業界で記者デビュー。20代後半から大手出版社の雑誌に転身。学年誌から週刊誌、飲食・旅行に至るまで幅広い分野の編集部を経験。その後、いくつかの出版社勤務を経て、現職。

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