左から、ジェイク・リー氏、是枝伸子氏、北村大也氏
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 俳優・タレントのMEGUMIさんが著書『キレイはこれでつくれます』(ダイヤモンド社)で、「実践した」と書いたことで注目された「顔の下半部美顔術」。この美顔術を編み出した歯科医でデンタル美顔プロデューサーの是枝伸子氏が、「顔のマッサージやエクササイズの美顔術をやっているだけでは、顔の老化は止められない」として新たなトレーニングを提案していることは、9月6日に公開した記事「顔の下半分」を鍛えるだけじゃダメ!若く見られるためにデンタル美顔プロデューサーが指南する“次の手” で詳報した。

 この記事では、是枝氏の新著『若く見られたければ、顔の下半分と首から下を鍛えなさい!』から、是枝氏、是枝氏と共にトレーニングを考案した整形外科医の北村大也氏、ボディメイク・トレーナーのジェイク・リー氏、3人の鼎談(ていだん)を引用して紹介したい。

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是枝伸子 今回の本『若く見られたければ、顔の下半分と首から下を鍛えなさい!』は、「顔の下半分」に加えて「首から下」も鍛えることがテーマです。実は、当初は「首」を鍛えるのをテーマにしようと思っていたんです。首は顔にじかにつながっている部分ですからね。

北村大也 首っていうと、みなさんはきっとあごの下から鎖骨の上くらいまでを想像すると思いますが、私たちがいつも言っている首はもっと範囲が広いんですね。肩まわりも含む。女性はデコルテと呼ぶことが多いのかな。

ジェイク・リー 斜角筋、胸鎖乳突筋、僧帽筋、小胸筋など、たくさんの筋肉が顔の下半分からつながっていますよね。北村先生に教えてもらった受け売りですが(笑)。

是枝 そういった、顔につながる首、私たちがイメージする「範囲の広い首」を鍛えるトレーニングを3人で考えていたのですが、姿勢の話になったときがあって、そこから一気に「首から下」というワードがキーになりました。

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姿勢が悪いと顔につながる筋肉がかたくなる