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今日8月1日、気象庁は「北陸・東北南部が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。いずれも平年より遅く、8月の梅雨明けは4年ぶりです。梅雨明け直後は、熱中症の搬送者数急増の恐れが高まりますので、特に、大雨の被災地での復旧活動は、熱中症にご注意下さい。

北陸・東北南部で「梅雨明け」

今日8月1日、気象庁は「北陸・東北南部が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。いずれも平年より遅い梅雨明けとなりました。

北陸:平年(7月23日ごろ)より9日遅く、昨年(7月21日ごろ)より11日遅い
東北南部:平年(7月24日ごろ)より8日遅く、昨年(7月22日ごろ)より10日遅い

なお、梅雨明けが8月にずれ込むのは、北陸と東北南部では2020年以来4年ぶり(2022年は特定できず)です。

※梅雨は季節現象であり、梅雨の入り明けには、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。なお、梅雨入り・梅雨明けの発表は速報値で、春から夏にかけての天候経過を考慮して再検討され、見直されることがあります。

梅雨明け後 熱中症と天気の急変に注意

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北陸・東北南部では、向こう一週間は高気圧に覆われて、晴れる日が多いでしょう。

ただ、梅雨明け直後は、熱中症の搬送者数急増の恐れが高まります。日中は厳しい暑さが続きますので「梅雨明け直後の熱中症」には、注意が必要です。特に、大雨の被災地での復旧活動は、熱中症に十分お気をつけください。

また、晴れて暑くなることで、午後は山沿いを中心に、急な雨や雷雨が発生しやすくなります。夏休みで山や川のレジャーに出かける際などは、天気の急変にもご注意ください。