「大和ハウス工業はあくまで広告主でしかない。命名権が売れたことで赤字の一部は解消されるが根本的問題は解決していない。この先はドームの経営陣の手腕に全てがかかっている」(大手広告代理店関係者)

 7月23日、エスコンでは開場以来初となるNPBオールスターゲームが行われた。試合前から終了まで楽しませることにこだわった興行は大いに盛り上がった。ドーム関係者はこの様子をどのような気持ちで見ていたのだろうか。

「命名権が売れて良かった」ではこの先は見えている。抜本的改革が求められている状況であることは、日本ハムが去った時から変わっていない。ドームには新たな名シーンを生み出す素晴らしい箱に生まれ変わって欲しいのだが、名前が「大和ハウスプレミストドーム」となった今後、その日はやってくるのか。これからのドームの動きに注目したい。

暮らしとモノ班 for promotion
Amazonプライム会員向け動画配信サービス「Prime Video」はどれくらい配信作品が充実している?最新ランキングでおすすめ作品をチェック