実は陛下は皇太子時代、テニス界のレジェンドであるロジャー・フェデラー選手と試合をしたことがある。

 2006年10月、野村一成・東宮大夫(当時)は定例会見で、テニスの国際大会のために来日していたフェデラー選手を赤坂御用地に招待し、ダブルスを楽しんだと明かした。

 陛下は昨年5月の春の園遊会で、国民栄誉賞を授賞した車椅子テニスの国枝慎吾選手と懇談した際に、

「ちょっとテニスをするんですけれど、フェデラーさんに見ていただいたことがあって」

 と振り返っている。
 

愛子さま、佳子さまもスケートを

長野県の奥志賀高原で愛子さまを抱っこしながらスキーを楽しむ皇太子時代の天皇陛下と見守る雅子さま=2005年2月、宮内庁提供

 運動が好きな天皇ご一家。ウィンタースポーツも例外ではない。

 天皇陛下は、幼い頃から上皇ご夫妻とゲレンデに立ち、英国留学中も休暇を利用して、フランス・アルプスなどへスキー旅行に出かけている。

 リヒテンシュタインの皇太子とは何度か一緒に滑り、スキーを通じて交流を深めたようで、「最高の大使だ。有能、知的で、責任感が強く、若くして経験も積んでいる」とベタ誉めされている。

 愛子さまも小さな頃から、ご両親とスキーに親しんできた。

 東宮時代のご一家は、長野・奥志賀高原で春スキーなどを楽しみ、宮内庁も愛子さまの写真や動画をご成長の記録として公開している。
 

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愛子さまは元五輪選手の指導を受けて