また小祝は、その口調の通りおっとりとした性格でも有名。例えば通常は優勝が決めるパットが決まった瞬間などはガッツポーズが飛び出すものだが、小祝の場合はどのようなシーンでも帽子のツバをちょこっと触るだけで感情を大きく表現することはない。逆にパットが決まらなくても落胆した表情を見せることは少なく、プレー同様にリアクションが薄い。
小祝は、これにインタビューやメディア出演時の天然系のキャラと相まって“動じない”というイメージになっている。プロ転向以降、常に上位に居続ける要因は、安定したスイングだけでなく、こうしたマイペースなキャラクターとの相乗効果があってのことだ。
今後も小祝が小祝らしくある限り、新陳代謝が激しいツアーの中でも輝きを失うことはないだろう。