菊川怜
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 7月も中盤戦。最近「AERA dot.」で掲載された記事のなかで、特に読まれたものを「見逃し配信」としてお届けします(この記事は6月5日に「AERA dot.」で掲載されたものの再配信です。年齢や肩書などは当時のもの)。

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 現在放送中のドラマ「買われた男」(テレビ東京系)に出演し、ショートヘアにイメージチェンジした姿が話題となっているのは、女優・菊川怜(46)だ。華やかな元祖東大タレントとして活躍していた菊川だが、2017年に実業家と結婚して以降は、半引退状態になっていた。本作は、実に8年ぶりの本格ドラマ復帰となる。
 

 近年、クイズ番組では東大生・元東大生タレントが引く手あまたで、ちょっとした「東大ブーム」が起きているが、この流れの元祖ともいえるのが菊川だ。彼女がデビューしてから、東大だけでなく、高学歴で美しいルックスの女性タレントが急増した。

「昭和のころは『東大を卒業してまでなぜ芸能界に?』と言われたものですが、時代が平成に移り、その流れを変えたのが菊川さんでした。1998年に現役東大生として東レキャンペーンガールに選出され、翌年には女優としてドラマデビュー。東大生、しかも工学部建築学科の“リケジョ”ということで話題になりました。ドラマからバラエティーまで、柔らかな笑顔でこなす菊川さんの姿は、お堅いイメージだった東大生を一気に身近な存在へと変えました」(週刊誌の芸能担当記者)

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雛里美和

雛里美和

ライター。新宿・十二社生まれの氷河期世代。語学系出版社から邦ロックシーンを牽引するライブエージェント(イベンター)を経て、独立。教育からエンタメまで幅広い分野で活動する。

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