東京大学在学中に芸能活動をスタート。俳優やキャスターとして第一線で活躍してきた菊川怜さん。その後39歳で結婚、40代で3人の子どもを出産、そして離婚と激動の日々を送って来ました。「なんで?」「まさか!」の連続だと語る菊川さんに、現在6歳(小1)と4歳、3歳のお子さんとの生活について聞きました。
【初公開!】菊川怜さんのマタニティ写真はこちら41歳で初産。5年間で3人の子どもに恵まれた
20~30代のときはとにかく仕事第一で、目の前の仕事に邁進(まいしん)していました。将来自分が子どもを持つとか考えたこともなく、気がついたら30代後半になっていた感じですね。
そして41歳で初出産。妊娠中はつわりもひどく、その前に流産も経験していたため、不安でいっぱいだったので、長男が無事生まれてきてくれたときは、本当にうれしかったです。
ただ、出産時には常位胎盤早期剥離(じょういたいばんそうきはくり)で大量出血してしまい、入院中はベッドから起き上がれないほど貧血でフラフラ。同じく産後のママさんが廊下を歩いているのを見て、「なんであんなに元気でいられるの?」とびっくりしたのを覚えています。
退院後も貧血や傷の痛み、胸の張りなどがあり、なかなか体調が戻らず……。さらに長男は寝かしつけに時間がかかり、夜泣きの回数も多くて、寝不足が本当に辛かったです。これはどうにかしなきゃと調べたところ、子どもが自分で寝て、夜中も何度も起きなくなる「セルフねんねトレーニング」という方法があることをしりました。それに関する本を読んだり、講座に通ったりして実践すると本当に楽になりました。
今思うと、長男のときはいろいろと神経質になっていたのかな。母乳がちゃんと出ているか心配で、ご飯を頑張ってたくさん食べてみたり、ベビー用品も「この子のためにより良いものを選ばなければ」という使命感にかられて、本やネットで調べまくったり。目の疲れも酷いのに、頑張っていましたね。
長男を産んだ翌年に次男、その翌年に長女を出産しました。2人目以降は出産もだいぶ楽になり、体調が悪くて寝込むようなこともなし。そして1人目出産後にセルフねんねトレーニングを学んだことは、2~3人目の育児にもすごく役立ちました。
