チョコレートプラネットの2人は、どんな企画にも合わせられる抜群の対応力を誇っている。そんな彼らが演じたTT兄弟は、この企画の正解と言いたくなるような見事なネタだった。
ディープなお笑い好きから見ると、実力派の2人があえてわかりやすいことをやっているという面白さがあるし、子どもなどはTT兄弟のネタを素直に受け止めて楽しんでいる。この両方の層に向けたネタを量産できるところが彼らの最大の強みである。
そして、それは文化的背景の違う外国人にも十分に通用するものであることが、今回新たに証明された。ピコ太郎のようにTT兄弟が世界を席巻するのも時間の問題かもしれない。(お笑い評論家・ラリー遠田)