メイン画像
この記事の写真をすべて見る

今日10日の関西は雨が降りやすく、雷を伴って激しく降る所があるでしょう。明日11日も雨が降り、警報級の大雨となるおそれがあるため、今後の情報に注意をしてください。

今日10日 短い時間に激しく降る恐れ

画像A

今日10日は、日本海の梅雨前線に向かって湿った空気が流れ込むため、関西は雨が降ったりやんだりの天気が続くでしょう。
降る時間は短くても、一時的に激しい雨や雷雨になる所もある見込みです。
竜巻などの激しい突風が発生するおそれもあるため、空模様の変化に注意をしてください。
昼間の最高気温は、きのうより低い所が多いですが、湿度が高く蒸し暑さが続くでしょう。

明日11日 朝の通勤通学の時間帯に警報級の大雨となるおそれ

画像B

明日11日は梅雨前線が西日本付近に南下してくるため、引き続き雨が降りやすいでしょう。
局地的に雷を伴って激しく降り、北部と中部を中心に警報級の大雨となる可能性もあります。
前線の動き次第では、朝の通勤通学の時間帯に大雨となるおそれがあるため、今後の情報に注意をしてください。

竜巻の前兆

画像C

竜巻が発生しやすい気象状況になると、気象庁は「竜巻注意情報」を発表して、注意を呼びかけます。また、「雷注意報」が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」とコメントする場合も、竜巻が発生しやすくなります。ただ、屋外にいる時など、「竜巻注意情報」や「雷注意報」の情報を得ることができない場合もあります。竜巻が発生するのは「発達した積乱雲の下」ですので、普段から、積乱雲が近づく前触れを覚えておきましょう。

① 昼間なのに真っ黒い雲が近づき、周囲が急に暗くなる。
②ゴロゴロという雷の音が聞こえたり、雷の光が見えたりする。
③ヒヤッとした冷たい風が吹く。

また、大粒の雨が降りだしたり、ひょうが降りだしたりします。ただ、竜巻の前に、これらの前触れが必ず発生するとは限りませんし、ハッキリしない場合もあります。少しでも異変を感じたら、早めの避難が必要です。