勝てる公算

 元東京地検特捜部副部長で小池氏側近の衆院議員だった若狭勝氏は、こう分析する。

「あまり動かなくても当選できるというスタンスでしょう。現職は強い。むしろ、いろんなところへ出て行くと、批判されたり、追及されたりする。あまり表舞台に出ない方がいいということだと思います」 

 018サポートや物価高騰対策臨時くらし応援事業の支給についてはこう語る。

 「ばらまきは現職の強みという見方をする人もいるだろうし、執行がこの時期になっただけという見方もできる。どちらが正しいというわけではないが、結果として1万円や月5000円を受け取る世帯にとっては、小池さんの評価が高まるということでしょうね」

著者プロフィールを見る
上田耕司

上田耕司

福井県出身。大学を卒業後、ファッション業界で記者デビュー。20代後半から大手出版社の雑誌に転身。学年誌から週刊誌、飲食・旅行に至るまで幅広い分野の編集部を経験。その後、いくつかの出版社勤務を経て、現職。

上田耕司の記事一覧はこちら
暮らしとモノ班 for promotion
2024年Amazonプライムデー開催間近!いつから開催か、おすすめの目玉商品などセール情報まとめ。