<難関国立10大学・推薦入試合格者ランキング>東京大学/【表の見方】旧7帝大(東大、京大、北大、東北大、名古屋大、阪大、九大)、東工大、一橋大、神戸大について、学校推薦型選抜、総合型選抜、特色入試など、一般選抜以外の入試方式での合格者数をまとめた。京大は後期法学部を含む。合格者数は各高校へのアンケートに基づく。AERAとサンデー毎日、大学通信の合同調査。【国】=国立【私】=私立、無印は公立を表す。東大、京大は6月4日現在、その他の大学は2月末日集計のデータ(AERA 2024年7月1日号より)

「論文以外でも行事などを通じた学びの多様な体験が推薦入試につながることも多い。渋渋の学びのスタイルが志望理由を考えることにマッチしているのかもしれません」(高際校長)

 東大の推薦入試の出願は11月だ。探究学習の実績や課外活動の成果をもとに1次選考が行われ、毎年約3分の2が通過して、12月の2次選考(小論文や面接、プレゼンなど学部によって異なる)に臨む。その結果と年明けの共通テストの得点の合計によって合否が決まる。共通テストは受けなければいけないが、得点目安は一般選抜よりも低い基準になるため、チャンスが大きく広がっているのは間違いない。(教育ライター・柿崎明子)

AERA 2024年7月1日号より抜粋

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