その時に「私はこのボールペンじゃないと仕事ができないとか、起きた時に靴下を右からはくとかルーティンを作らない。その行動ができなかった時にちゃんと仕事ができなくなるから。私たちの仕事はいつ報道フロアに呼ばれるか分からない。どんな時に呼ばれても対応できるように、動じちゃいけないからね」とお話ししてもらったんです。「私の場合は、だけどね」と必ず言って、自分の意見をおしつけないのも小池さんらしくて。
今もお世話になっていて、お嬢さんの結婚式の司会をさせていただきました。打ち合わせの時は緊張してケーキを一口も食べられなかった(笑)。でもうれしかったですね。アナウンサーとしてだけでなく、人間的に尊敬しています。
(平尾類)
※【後編】<永井美奈子アナ、フリーになって感じた力不足 ひな壇で埋もれて、「私は平凡で、カスカス」>に続く