ドラマ「不適切にもほどがある!」のロケ地となった情報経営イノベーション専門職大学
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 気がつくと6月ももう終盤戦。最近「AERA dot.」で掲載された記事のなかで、特に読まれたものを「見逃し配信」としてお届けします(この記事は5月3日に「AERA dot.」で掲載されたものの再配信です。年齢や肩書などは当時のもの)。

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 話題になったドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS、以下「ふてほど」)を見ていた大学生が驚いた。

「この建物を見たことがある。もしかしたら、うちの大学ではないのか」

 情報経営イノベーション専門職大のことである。

 同校広報担当の奥絵里香さんをたずねた。

「最終回で仲里依紗さんが演じる渚が元夫に子どもを預けて、ほかの男性とデートに向かったシーンで、キャンパスが使われています。ドラマの制作スタッフが撮影地を探していたところ、わたしたちの大学を見つけてくださったようで、撮影に協力しました。まだ開校5年目で、新しい校舎の間からは東京スカイツリーが見えます。眺めがよく地域の方の憩いの場ともなっています。これを機に多くの方に大学を知っていただけるとうれしいですね」

「ふてほど」の撮影は東京都墨田区で行われることが多く、同区内にある情報経営イノベーション専門職大が選ばれたようだ。

 これまで同校は、「石子と羽男―そんなコトで訴えます?―」(TBS、2022年)、「全力!クリーナーズ」(朝日放送、2022年)の撮影にも使われている。

  情報経営イノベーション専門職大は2020年に開校したまだ新しい大学だ。“国際社会と地域社会でイノベーションを起こす人材の育成”を掲げている。同校は墨田区初の大学であり、アサヒビールなど区内に本拠地がある企業との産学連携にも力を入れている。

「ふてほど」の撮影は、東京情報デザイン専門職大(東京都江戸川区)でも行われた。第2話「 一人で抱えちゃダメですか?」である。

 同校入試広報部の小宮幸太郎さんが話す。

「渚が、託児所との間を何回も往復していたシーンで、大学の渡り廊下が使われました。わたしどもは昨年開校したばかりの大学で、校舎はピカピカです。注目されたドラマに使われて多くの人に見てもらえるのはありがたいです。いま、コマーシャル、ドラマ、PV撮影依頼が多数寄せられています」

 情報経営イノベーション専門職大、東京情報デザイン専門職大の校舎がドラマの撮影に使われたのは、新しい建物であり、デザイン面でも最新で見栄えが良いからといえる。

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