30年ぶりに「南くん」に出演する武田真治
この記事の写真をすべて見る

 7月16日から放送される飯沼愛主演ドラマ「南くんが恋人!?」(テレビ朝日系)に俳優の武田真治(51)が出演することが発表され、話題となっている。本作は過去に何度もドラマ化された内田春菊氏の漫画「南くんの恋人」の男女逆転版で、武田は小さくなってしまった恋人の南くんと暮らす主人公・ちよみの父親役を演じる。

【写真】「フェミ男」だった頃の武田真治はこちら

 実は武田は1994年に放送された同名ドラマで、高橋由美子演じる小さくなってしまった「ちよみ」の世話をする心優しい南くんを演じている。今回のドラマ化に際して、SNSでは「初代南くんの武田真治さん父親役なの胸熱過ぎ」など、30年の時をへて父親役で出演することを感慨深く思うファンもいるようだ。

 1989年、高校在学中に「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」のグランプリを受賞し、翌年俳優デビューした武田。その後、中性的な雰囲気から“フェミ男”と言われ、90年代に一気にブレーク。「南くんの恋人」の他、「NIGHT HEAD」(フジテレビ系、92年放送)、「若者のすべて」(同、94年放送)など、俳優として数々の話題作に出演し、96年から「めちゃ×2イケてるッ!」(同)でレギュラーを務めるなど、バラエティー番組にも数多く出演した。さらに、サックス奏者としてアルバムをリリースするなど、90年代はドラマやバラエティー、音楽とマルチに活躍していた。

著者プロフィールを見る
丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

丸山ひろしの記事一覧はこちら
暮らしとモノ班 for promotion
大人になってからでも始めやすい、お手軽楽器♪
次のページ
わざと“干される”ような行動も