「NIGHT HEAD」に出演していた頃の武田真治

うつ状態になり実家に「引きこもり」

 近年では2018年に放送された「みんなで筋肉体操」(NHK Eテレ)で見せた肉体美が注目を集めたことから、筋肉キャラという印象がある人も多いだろう。私生活では20年に22歳年下の女性と結婚。昨年50歳でパパとなったことでも話題になるなど、公私ともに順調のようだ。

「現在の活躍ぶりを見ると順風満帆そうにも思えますが、実は90年代のブレーク以降、決して平坦ではない道のりを歩んでいます。20年に放送された『しくじり先生 俺みたいになるな!!』で過去にうつ状態に陥った経験を告白していました。『めちゃイケ』で次第に存在感が発揮できなくなり、さらに顎(がく)関節症になって得意のサックスの演奏ができなくなってしまい、これがキッカケで自信を失いうつ状態になったそうです。その後、芸能界引退を申し出たそうなんですが、怪しい集団セラピーで高額を請求され、事務所に借金をつくって辞められなくなったとか。そこで武田は、わざと“干される”ような行動を現場で取り始めたが、異変を感じ取った事務所は『めちゃイケ』以外の仕事を全てキャンセル。武田は実家に引きこもり、そこから同番組の撮影に通うこともあったと語っています」(テレビ情報誌の編集者)

 しかし、落ち込んでいた時期に歌手の忌野清志郎さんにサックスの腕前を評価されてレコーディングやライブにも誘われるようになり、引きこもりから抜け出すことができたという。

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20代は「高下駄を履かせてもらっていた」