壇蜜に続いて結婚を発表した橋本マナミ (C)朝日新聞社
壇蜜に続いて結婚を発表した橋本マナミ (C)朝日新聞社
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 11日放送の「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ・毎週火曜午後8時)のトークテーマの2組目は「いろんなバイトを経験した苦労人 下積み時代のやらかし大告白SP」。ゲストは、岡田義徳、木本慎之介、バイきんぐ・小峠英二、SHELLY、ディーン・フジオカ、錦鯉、橋本マナミなど豪華メンバーがやらかしをぶっちゃける。そんなゲストのひとり、橋本マナミは第二子妊娠中で、10日に更新した自身のInstagramに12日から産休に入ることを明かしている。橋本マナミの過去の記事を振り返る。(「AERA dot.」2019年11月28日配信の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は配信当時)

【写真】壇蜜を射止めた漫画家の清野とおるさん

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 11月27日に結婚したことを自身のブログで報告した女優でタレントの橋本マナミ(35)。報道によると相手は1歳年下の医師で、2年弱の交際を経てゴールインだ。ブログでは「30代半ばになり、結婚を意識した時私のこれまでの人生も肯定しつつ、仕事を理解し将来を共に歩める素敵な方と出会いました」と綴り、今後も仕事を続けていくという。

 そんな橋本の結婚に対しSNS上を見ると祝福はもちろん「年下の医師なんて羨ましい!」と羨望の声も目立つ。橋本といえば、手ぬぐい1枚などの過激なグラビアで話題を集め、20代後半に“愛人キャラ”でブレイク。下積み時代は長かったがブレイク後は多数のバラエティに出演する他、女優としても活躍してきた。今回の結婚で「医者の妻」という肩書も手に入れた。セクシー路線でデビューしたタレントの中ではかなりの勝ち組と言えるが、なぜ上手にステップアップできたのだろう。

「橋本さんは過激なグラビアだけでなく刺激的な発言でも注目を集めていました。例えば、ボディコンに網タイツ姿でイベントに出演した際、司会者からアンダーウェアについて聞かれると『上も下も着けてないです』『ドキドキ感が好きで、日常に刺激が欲しくて』と告白。また別のイベントでも、家では裸で過ごすことも多く、宅配便が来た時は薄いワンピースを着て財布で胸を隠すと明かしていたこともあります。そんな大胆発言が知名度上昇に繋がったのだと思います」(テレビ情報誌の編集者)

 確かに、厳しい芸能界で仕事を続けて行くためには、誰もが目を引く強烈な発言も必要だ。一方、最近はテレビ番組で愛人キャラとしての苦悩を話すこともあったようだ。

「今日から友達になれますか?」(フジテレビ系、6月16日放送)に出演した際は、愛人キャラがつらくなる時もあると告白。自身のキャラを本気にする人も多く「100万でどう?」と愛人契約を持ち掛けられたこともあり、「そういうのくるとムカつく」と明かしていた。ちなみに2兆円を提示されても愛人契約はしないと番組上で宣言し、共演者の笑いを誘っていた。

「友達伝いに愛人契約のオファーが来たこともあると番組で話していましたね。しかも、『青山の高層マンションの最上階の1フロアをあげる』など、具体的な契約内容も提示されたとか。ある意味、そんな暴露はキャラ崩壊に繋がりかねませんが、逆に愛人というイメージから少しずつ脱皮を図っているのかもしれません」(同)

 

■今後は人妻キャラ路線かママタレに?

 そもそも、芸能界で同じキャラを何年も続けると飽きられる可能性があり、いずれは脱愛人路線へのシフトチェンジが必要だろう。そんな中、ドラマではイメージと真逆の役を演じることが多い。

NHK大河ドラマ『真田丸』では、信念を貫き通しキリシタンとして悲劇的な最期を遂げる美女・細川ガラシャを演じていましたね。昨年放送された朝ドラ『まんぷく』でも、ヒロインの相談相手となる職場の先輩で、仕事はできるが男性経験ゼロという女性を好演し、ネット上では『大げさ過ぎず自然でとても見やすい』『予想外にいい演技で好きになった』と好評意見が多かった。出始めは壇蜜の二番煎じという感が強かった橋本ですが、女優としてはセクシー路線ではないところで頑張り、『清楚系も合う』と視聴者に思わせたのが出世できた大きな理由でしょう。見た目は落ち着いた美人ですし、愛人キャラを捨てても重宝されると思いますよ」

 TVウォッチャーの中村裕一氏は、彼女の結婚についてこう分析する。

「ここ最近の芸能人の結婚ラッシュの中でも、『医師』というかなり社会的・経済的ステータスの高いパートーナーを手に入れた、これ以上ない理想的なゴールだと思います。もっとも結婚はスタートでもあるので、これから先、彼女が芸能活動を続けていく場合、どのような方向にシフトしていくのかは非常に興味深いところ。これまでのファンをなるべく裏切らず、新しい路線を拡大するためにどのような手を打ってくるのか。妖艶な人妻キャラとなってさらにセクシーな路線を突き進むのか、思い切ってクリーンな主婦タレントやママタレに方向転換するのか、セルフプロデュースにも秀でている彼女がどうするか、注目したいと思います。また、先日、漫画家の清野とおる氏と結婚した壇蜜と合わせて、いわば“愛人キャラ”のツートップがそろってこの11月に結婚。いきなり席が2つも空いたわけですから、次にこのポジションに誰が座るのかも大いに気になりますね」

 イメージとして「年配の資産家と結婚」と思いきや、実際は同年代の一般男性。そんな相手選びに好感を持った人も多いのでは? 今後はチャーミングな奥さんキャラとしての活躍も期待したいところだ。(丸山ひろし)

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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