紅白司会への大抜擢までささやかれる伊藤沙莉(写真:2021 TIFF/アフロ)
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 今、テレビ界が最も注目している女優といえば、伊藤沙莉(30)だろう。ヒロインを務めるNHK朝の連続テレビ小説「虎に翼」が絶好調で、視聴率も右肩上がりを続けている。

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「第45話(5月31日放送)は世帯平均視聴率18・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をたたき出し、番組最高視聴率だった第35話(5月17日放送、17.6%)を0.4ポイントも上回った。加えて個人視聴率10.1%と2桁台の大台にも乗せました。23年度後期の『ブギウギ』の番組最高17.3%をすでに上回っており、全話平均視聴率でも『ブギウギ』越えが確実視されています」(NHK関係者)

 伊藤といえば、その演技力は折り紙つきだが、「虎に翼」の大成功で朝ドラ女優としての“箔(はく)”もついた。それゆえ、各局ではキャスティングを巡る熾烈な争奪戦が勃発しているという。「虎に翼」の撮影がクランクアップする8月中旬以降のスケジュールを確保しようと、すでに民放各局から出演オファーが殺到している模様。早くも1年先までスケジュールが埋まってしまったという話まで聞こえてくる。芸能プロ関係者はこう明かす。

「伊藤が所属する芸能事務所は、内々にスタッフを募集するほど大忙しのようです。今年は伊藤以外にもNHK大河ドラマ光る君へ』に主演する江本佑(37)も絶好調。伊藤の調整だけでも大変なのに、江本も同様に出演依頼が数多く舞い込んでいるので、現場をさばくのにスタッフが足りない状態のようです」

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NHKはスケジュール確保に躍起