今季の阪神は苦戦が続くためネット上では岡田彰布監督の采配に対する批判も目にする。しかし、これだけ不調の選手が続出しても6月6日終了時点で5割(26勝26敗)をキープはできている。その原動力となっているのは間違いなく近本だ。オールスターゲーム・ファン投票でも、現在外野手部門でトップにつけている。

「他選手の奮起を促したいところ。今のままでは近本1人にマークが集中して、死球などで怪我をする心配もある。早く本来の一番打者に集中させてあげたい。そうなれば阪神本来の戦い方ができるはず」(阪神OB)

 阪神は開幕前には優勝候補筆頭に挙げられ「アレンパ」は間違いなしという空気も漂っていた。だが、ふたを開ければ、ここまでは想像以上に苦しいシーズンとなっている。現状「背番号5」に頼りすぎな感もあるが、打線は近本中心に何とか粘り、ひとまずは交流戦を大きく負け越すことなく終えたいところだ。

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